ねじ込み式キャップ（GKシリーズ）は、キャップ内面にねじが切ってあり、PT/PF両方の雄ねじに使用可能で、回しながらはめ込むことで確実な保護を実現する防塵保護製品です。
ねじ込み式キャップの基本構造
GKシリーズの設計
ねじ込み式キャップは、外側に被せるタイプの防塵保護製品の中でも、特に確実な固定と保護を実現する製品です。キャップ内面にねじが切ってあることが最大の特徴で、このねじ構造により、対象物にしっかりと固定することができます。
回しながらはめ込むタイプであるため、単に被せるだけのキャップと比較して、振動や衝撃に対する耐性が高く、輸送時や保管時により確実な保護を提供します。
PT/PF両用設計の利点
GKシリーズは、PT（管用テーパねじ）とPF（管用平行ねじ）の両方の雄ねじに使用できるよう設計されています。これにより、在庫管理の効率化と、現場での使い勝手の向上を実現しています。一つの製品で複数の規格に対応できることは、コスト削減にも貢献します。
製品の特徴とメリット
確実な保護性能
ねじ込み式の構造により、以下のような保護性能を発揮します。
- ねじ山の確実な保護
- 防塵・防水性能の向上
- 輸送時の脱落防止
- 施工現場での一時的な保護
ねじ込むことで密着性が高まり、通常のポリキャップよりも高い密閉性を確保できます。これにより、配管内部への異物混入を効果的に防ぐことができます。
取り付け・取り外しの利便性
回しながらはめ込む方式は、作業者にとって直感的で分かりやすい取り付け方法です。必要な時には簡単に取り外すことができ、再利用も可能です。この特性により、メンテナンス作業や検査時の効率が向上します。
通常のポリキャップとの違い
ねじなしポリキャップとの比較
当社では、内側にネジのない通常のポリキャップもご用意しております。使用環境や目的に応じて、最適な製品をお選びいただけます。
ねじ込み式キャップは、より確実な固定が必要な場合や、振動が多い環境での使用に適しています。一方、頻繁に着脱する場合や、一時的な保護が目的の場合は、通常のポリキャップの方が適している場合もあります。
使用上の注意点
製品仕様の変更について
海外製造元の都合により製品の仕様（寸法）が予告なく変更になる場合がございます。また、相手のねじの状態によりご使用いただけない場合がございますので、事前にサンプルでの確認を推奨しております。
適合確認の重要性
PTオスネジ保護、PFオスネジ保護の両方に対応していますが、実際の使用にあたっては、対象となるねじの状態や寸法を事前に確認することが重要です。
お問合せフォーム
お探しの商品が見つからない場合や、どのねじ込み式キャップが最適か分からない場合は、お問合せをご利用ください。写真や図面、データなどを添付いただければ、専門スタッフが最適な製品をご提案いたします。
カタログ・技術資料の活用
保護製品取扱商品のカタログダウンロードや、各種技術資料もご用意しております。これらの資料を活用することで、より詳細な製品情報を確認いただけます。
サンプル請求
お問合せから、実際の製品サンプルをご請求いただけます。取り付けの感触や、実際のねじとの適合性を事前に確認いただくことをお勧めします。
ねじ込み式キャップに関するご質問や、製品選定のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
参照元：https://yamakinweb.com/dustproofs/screwcap/, https://yamakinweb.com/prosearch/, https://yamakinweb.com/, https://yamakinweb.com/requestdoc/